ホメオパシーでアンチエイジング
ホメオパシーって、聞いたことはあるけど、どんな内容なんだろう? という人は多いかと思います。
今回は、ホメオパシーでお肌改善をして、より若く美しくなるための方法をお伝えします!
ホメオパシーとは
「ホメオパシー」とは、「同種療法」と訳される自然療法です。
ヨーロッパでは、200年も前から使われていて、一般的な医療として認知されていたり、保険が適用されたりして、広く利用されている療法です。
ホメオパシー療法はドイツの医師サミュエル・ハーネマンによって創立されました。
単純にいうと、体の不調は、その原因そのものが症状を癒すという考えで、原因と考えられる物質を摂取したり、刺激になるものを摂取したりする方法で症状を治します。摂取する物質は、植物・動物・鉱物などです。
日本にも昔から、喉が痛いときに生姜湯を飲むなど、同様の考え方の療法は存在します。生姜は体を温める効果が高いので、同種療法のみではないですが…
何を摂取するの?
原物質の情報を移した「レメディー」というものを摂取します。今日は2種類のレメディーをご紹介します。
砂糖玉レメディ
砂糖きびの粗糖からできた砂糖玉の表面に物質のエッセンスからのエネルギー情報を染み込ませたものです。最初に選ぶのは、200cか30cという濃度の種類が良いでしょう。情報的には、200cの方が多いので、効果も早いかと思います。
液体レメディ
砂糖玉に染み込ませたエネルギー情報をアルコールに垂らしたものを「アルポ」といいます。
アルポは、アルコール(蒸留酒)に物質のエッセンス情報を滴下した、液体タイプのレメディーです。液体の色は透明、味は純粋な蒸留酒の味です。500mLの液体に10滴を溶かして摂取するのが一般的です。
選び方は?
とても多くの種類があるレメディの中から、自分の症状を軽減してくれるレメディーを選ぶのは易しいことではないと思います。
インターネットや本から情報収集をして、あれこれ試してみるのも楽しいと思います。いろいろな種類からぴったり合うものを見つけた時は、とてもうれしく感じます。もし関係ないものを摂取しても体に悪い影響は全くありません。
最初からぴったりのものを摂取したい場合は、ホメオパシーの専門家であるホメオパスに相談すると良いでしょう。
ほとんどアトピー的な湿疹〜私の場合
肌の状態
長年皮膚科のお世話になって、体の中にたっぷりとステロイドが蓄積していた私の肌の変化について、書いておきます。
常に、離薬を目標としながらも、悪化するたびにステロイドのお世話にならざるを得ず、肌の状態は up downを繰り返しています。
季節の変わり目になると、肌の状態がガクンと悪くなります。そんな時は、かなり強めのステロイドを使用して騙し騙し過ごしてきました。
脂漏性湿疹もあるので、頭は脂っぽいのにふけが多く、痒みもあり、黒い服を着る時は常に肩のケアが必要です。手の指も、時々内側に水疱ができてじゅくじゅくした感じの後、皮が乾いて剥けていく。
体の皮膚もボロボロ剥がれ、特に乾燥する季節には、布団も床も掃除が大変です。
最近では、魚の鱗のように、キメが荒い醜い肌に加齢によるシミとイボまでできて、とほほです。
あちこちのサイトを覗いて、試してみたいレメディーを見つけたので、早速初ホメオパシーを開始してみました。
あくまでも個人的な感想ですが、参考になれば幸いです。
試したレメディー
・Sulphur(ソーファー)200c
硫黄(鉱物)のレメディーです。
こんな人・症状に効果があると言われています
皮膚 体内毒 やんちゃな子供 汚い子供 外気が好きでじっとしていない
偉大な思想 コレクター 自己中 陽気 整理が苦手 自分が一番すごい
体が熱い 味の濃い物が好き 空腹で気力が萎える
毎日1粒 舌下に入れて摂取
ホメオパシージャパン レメディー SuLph. 30C(2.6g)【ホメオパシージャパンレメディー】 価格:1,404円 |
・Thuja(スーヤ)200c
ヒノキ科の植物系レメディ
こんな人・症状に効果があると言われています
イボ・ポリープ 薬害 毛細血管拡張症 爪が割れやすい 鼠径リンパの腫れ 梅雨時に悪化 ビールで悪化 適切な言葉が出ない クヨクヨ気にする
2〜3日に一粒 舌下に入れて摂取
ホメオパシージャパン レメディー Thuj. 200C(2.6g)【ホメオパシージャパンレメディー】 価格:1,620円 |
反応
・Sulphur(ソーファー)
はじめて摂った直後に眠気がきて、2時間くらい爆睡。
次の日水疱があった指の皮膚がボロッと剥けてびっくり。そして、その次の日には、痰が結構出ました。
喉に痛みがあった知人も、舐めて3時間後くらいに、痰がものすごくたくさん出て、次の日スッキリ! と小さな一粒の効果に驚いています。
ホメオパシーの原理
原料となる植物・動物・鉱物をアルコールに浸け、原液を作ります。
このアルコールを薄めて、希釈振盪(きしゃくしんとう)(その容器を振りながら叩くこと)を繰り返し、理論上分子が存在しないほど薄められた液体を、砂糖玉に垂らしたものが、砂糖玉の<レメディ>、アルコールに垂らしたものが<アルポ>です。
基本的に、原料の分子が入っていないレベルへの希釈を行われているため、何をとっても副作用はないとされています。
まとめ
実は、私がレメディーを試したのは、色々な方法を試した後のことです。
花粉症治療で用いられる減感作療法のように、対象の物質を使って治療するということに関しては、納得していましたが、ホメオパシーの原理である薄めるという概念が、私の素人考えでは意味を持たないようにしか思えませんでした。
専門的な話になりますので、詳細は割愛しますが、薄めれば薄めるほど、ポーテンシーが高まり、効果が期待できるというところが理解できていませんでしたし、今でもよくわかっていないのが、本音です。
西洋医学の化学的な薬から離れるために色々と試して、たどり着いたホメオパシーですが、今のところ、大変満足した結果を得ています。体内から毒素を出す力を強め、デトックス効果がとても高いと思います。
私は、自分で調べて、副作用がない内容を試していますが、強いものを試される時は、ホメオパス(ホメオパシーの専門家)にご相談されることをお勧めいたします。
また、ホメオパシーには、プラセボ効果以外はないと書かれることが多いのですが、私は、このプラセボ効果・信じる力こそが大切なのかなと、感じています。